沖縄戦戦没者数

全戦没者
   200,666人
米軍           12,520人
日本軍         94,136人 県外出身将兵       65,908人
沖縄県出身将兵     28,228人
住民         約94,000人 戦闘参加者          55,246人
一般住民            38,754人

 ▽ 内訳

@ 1944年2月県人口(※ア)  491,912人
A 1946年1月沖縄群島人口(※イ)    315,775人
B 県外疎開人口(※ウ)       62,000人(概数)
C 県全戦没者数    114,137人(仮数)
D 県出身軍人軍属戦没者数     28,228人
E 一般県民死没者数     85,909人(推定)
F 宮古・八重山調査漏れ戦没者数(約10%)          8,590人(推定)
G 県民戦没者数       94,490人(推定)

                                                                                                                                       (沖縄県援護課)

▽ 県の計算方法
 @−A−B=C →  C−D=E (※ア) →  E+F=G

 これは、現在も公称数字として使われているが、「一般住民」に関しては実際の調査はなく、人口統計上の数字の操作によってはじき出したもので、次のような問題が指摘されている。
※ア 1944年の人口統計(491,912人)のなかには軍人軍属は含まれていないので、沖縄出身軍人軍属の死者を単純に引き算するのは間違っている。
※イ 1946年1月の沖縄群島の人口統計315,757人に問題がある。この統計は、各地の住民居住区からの報告を集計したものであるが、一つめは、食糧の無償配給を受けるために、人口の水増し報告が多いこと。二つめは、この時期に南洋群島、フィリッピン、台湾などからの引揚者40,000人以上が加わっていること。三つめは、1944年2,月以降から人口報告までの二,年間に人口の自然増があること。
※ウ 県外疎開者約62,000人は、全員が生還したわけでなく、疎開途上で数千人が海没したと見られる。したがって、人口統計から県外疎開者の全員を単純に引き算するのは間違っている。また、海没者も沖縄戦の犠牲者とみるべきである。

 以上のことから、研究者の間では、沖縄県民の犠牲者は少なくとも15万以上とみる。

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